マイクロバブル水

 

マイクロバブル水

筑波めだかはでは、メダカの飼育にマイクロバブル水を使用しています。

『マイクロバブル水って何??』

あまり聞き慣れない言葉ですよね。

マイクロバブルを簡単に言えば、水中に漂って溶解する『超極小の泡』
溶存酸素濃度
というものが格段に違ってきます。 1秒もかからずに水面に上がって消える酸素の泡と、数時間も水中に漂っている酸素の泡。
どちらの方がより水中に溶け込めるかは、何となくお分かりですよね。

このマイクロバブルという泡。
実はすでに多くの場所で活躍しています。

例を挙げれば、瀬戸内海で赤潮が発生し牡蠣が全滅しかけた際に活躍したのがマイクロバブルでした。
このマイクロバブルで酸欠状態を解消できたわけですね。
もちろんそれだけでなく漁業の現場ではエビの養殖、ヒラメの養殖等でも活躍中。

また、淡水魚と海水魚を同時に飼育する実験も行われています。
そこで必須となるのが、このマイクロバブル水なのです。
そして水生物のみならず、人相手の医療現場等でも使用されています。
その微細な泡が隙間まで入り込むことから、精密機器の洗浄も利用されているのです。

このように、現在マイクロバブル水は各方面から大変大きな注目を浴びています。

筑波めだかでは、より上質なメダカ育成の為に水にこだわり、辿り着いたのがマイクロバブル水。
さらにマイクロバブルの原料に空気ではなく医療用の純酸素を使用しています。 そうすることにより、より水中の酸素濃度を高める効果を狙っております。

しかしマイクロバブル発生器には残念な側面もあります。
マイクロバブル発生機と謳っているものの、実は発生効果が疑わしい機械も多く出回っているのです。
そこで筑波めだかでは吟味を重ねたうえで、マイクロバブル作成には「二相流 旋回方式」のアクアエアー様を指名させていただきました。

エビの養殖や、牡蠣の養殖などにマイクロバブル水が導入された例はありますが、メダカに使用しているのはおそらく筑波めだかのみ。
筑波めだか一番のこだわりである、メダカの骨格の太さ、発色の良さ、内臓の強さにマイクロバブル水は役立っています。 アスピレーターでもデフューザーでもない、マイクロバブル水。
詳しいマイクロバブル水の説明は難しくなるので省略しますが、興味のある方は検索をしてみてください。

また育成はもちろんですが、このマイクロバブル水が最も威力を発するのは配送時です。

メダカに最もストレスがかかるのが、お客様の手元に届くまでの数日間。
狭い場所で暗く密閉され、時間と共に限られた水中の酸素量が減っていきます。

筑波めだかの純酸素加算マイクロバブル水では、水中の溶存酸素濃度が比べ物にならないほど豊富。
つまり簡単に言えば「水の痛みが劇的に低くなる」ということです。
輸送中の事故が減り、メダカが健康状態を悪化することなくお客様のお手元に届けることが可能となりました。

2013年の猛暑を覚えていらっしゃるでしょうか?

あの猛暑の中、8月に茨城→福岡→岩手→茨城と8日の旅をさせましたが、死着はゼロでした(※アクアセイフ少量添加)。
1週間以上あの猛暑の中、エサも無く限られた水量の中でも生存できています。 それほどメダカにかかるストレスを軽減できる水なのです。

もちろん生体ですから、個体差もあります。
万が一到着時に死着だった場合は、
生体をお買い上げのお客様へ」をお読みの上ご連絡ください。

なお筑波めだかが使用しているマイクロバブル水作成には、
一切の薬品を使用しておりません。 通常の水、そして純酸素だけです。
配送時には少量のアクアセイフを添加しますが、その他の薬品は混入されておりません。
お手元に到着した際は「水合わせ」をしっかししていただければ、この水が混ざっても何の悪影響も及ぼしませんので安心してください。